長期休みこそ子供の持ち物の断捨離のチャンス!
増え続ける子どもの物。玩具だけでなく、小学校に上がるとプリントに工作、文房具、ドリルに本・・・とどんどん物が増えて行きますよね。
わが家では、春夏冬の長期休みに入ったらすぐに断捨離をする、と決めています。
やり方は至って簡単です。
学校のプリントや工作→洋服や服飾雑貨→本→玩具の順でそれぞれ収納から全て出して、要るもの要らないものと用意していたかごに分けて本人に分けさせます。
この際、収納の中を見て要らない物だけ取り除くのではなく、必ず全部出して自分の手で触れてから決めると物を減らしやすくなります。
この順番にしたのは、思い入れのあるものほど決断をしにくくなるので、ペースを作るために判断しやすい物(学校のプリント類)から始めるためです。
要ると判断された物は収納に戻します。その際に、収納の拭き掃除等も済ませておくと掃除も一緒に済みます。
以下、それぞれの方法を具体的に記していきます。
最初はうまく行かなくても大丈夫です。それについては、手順の後に書く注意点をご覧ください。
【具体的手順】
①学校のプリント
保護者用のプリントは私が管理していますが、授業で使ったものは学習机にクリアファイルを一冊用意して、持ち帰ったらそこに放り込むようにしています。
その場で捨てても問題ないと思うのですが、まだ授業で使うものだと困るので、うちでは学期が終わるごとにまとめて処分しています。
②学校から持ち帰ってきた工作類
本人に、「残したい」のか「写真に撮って残して欲しい」のか「要らない」のか確認してその通りにします。
③洋服、鞄などの服飾雑貨
これも本人の意見を聞きつつ、傷んだ物やサイズアウトした物を処分します。この時足りない物は買い物リストを作ります。
④本
こちらも本人の意見を聞き、残すものと手放す物を決めます。
⑤玩具
これが一番の難関。片づけている傍からすっかり忘れていた玩具を久しぶりに思い出して喜々として遊び始めるので、時間がかかります(笑)
うちは収納スペースを決めておき、この中に入るだけと決めています。
これは物を減らす目的もありますが、すべての玩具を取り出して触れることで持っていることすら忘れていた物をもう一度把握し、最大限に活用する、似た物を買わない、という効果があり、とてもお勧めです。
【注意点】
最初は手放すのを嫌がるお子さんもいらっしゃると思います。うちの子も私に似たのか生まれながらのマキシマリストなので、最初はどれも捨てたくない!とほとんど処分できず、イライラしたこともありました。
最初は何も捨てられなくてもいい、お片付けの練習をしている、くらいの軽い気持ちで大丈夫です。
うちの子も最初は少しだけしか処分しませんでした。
性格の問題なのかと諦めかけそうになりながらも気長に続けていくと、判断力がついてきて、最近ではかなり的確に処分するものを選別できるようになってきました。
その際、やはり子供で判断を誤ることももちろんあるかと思いますので、親御さんが後で後悔しそうだと判断された場合は、しばらく残して置かれるといいと思います。私も、これは絶対後悔しそう、と思うものは、そっと要る物の方に移動させることがあります。
本人のモチベーションを上げるのに一番役立つのは、学習机の上のディスプレイできるスペースのようです。
子供なので、気に入ったものを全部並べてごちゃっとさせてしまうのですが、一度全部そこから物をのけた後、自分で好きなように並べてもらいます。
色やテーマを決めて自分なりに並べるのが楽しいのか、あれこれ考えてレイアウトし、終わると工夫した点を得意げに語ったり、時折お気に入りのものが並ぶ空間をうれしそうに眺めたりしています。
あるべき場所にゆったりと収まり、丁寧に扱われている物は輝いて見えます。
そんな感覚を子供にも伝えられたらいいな、と始めたことですが、少しずつ効果が表れてきているので、これからも気長に続けて行きたいと思います。
当たり前のことを長々と書いてしまいましたが、何か一つでもお役に立てるアイデアがありましたらうれしいです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。